アイアンの素材の特徴― MOTETで魅せるアイアンとは ―
アイアン(鉄)と聞くと、
「無骨」「重たい」「インダストリアル」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
確かに、アイアンは強度が高く、構造材として使われてきた素材。
けれど同時に、線の美しさを最も素直に表現できる素材でもあります。
アイアンの魅力は、細さと強さを両立できること。
木や石では難しいほどの細いラインでも、しっかりと形を保つことができます。
また、溶接や曲げ加工によって、
直線的にも、やわらかくも表情を変えられるのがアイアンの特性。
素材としての主張は強いのに、
デザイン次第で、驚くほど静かな佇まいにもなる。
それがアイアンの奥深さです。
MOTETのアイアン製品は、量産品ではありません。
溶接、仕上げ、研磨。
すべての工程を、職人の手で一点ずつ行っています。
完璧に均一ではない、
ほんのわずかな揺らぎや個体差。
それは欠点ではなく、
人の手が関わった証としての表情だと考えています。
使い込むほどに、空間に馴染んでいく。
それもまた、アイアンの魅力です。
MOTETでは、
アイアン=無骨、という固定概念から一歩離れ、
エレガントでミニマルな表現を大切にしています。
たとえば、細い脚で構成されたサイドテーブル。
構造としては十分な強度を持ちながら、
視覚的には軽やかで、空間を邪魔しない存在感。
また、カラーもブラック一択ではなく、
空間や素材と調和する色味を今後も検討しています。
アイアンを「主役」にするのではなく、
空間や置かれるものを引き立てる存在として使うこと。
それが、MOTETの考えるアイアンです。
アイアンは、流行に左右されにくい素材です。
削ぎ落とされた形であればあるほど、
時間とともに価値が増していきます。
強く、でも主張しすぎない。
そんなアイアンの魅力を、
MOTETはこれからも丁寧に形にしていきます。